カメがウサギにドンブリ勝負

2014年 07月 20日 ( 2 )




映画 『フィフス・エステート』をサラさん中心で

映画『フィフス・エステート』。

今回は、国務次官・サラさんを中心に見ていきたいと思います。

ここから先は、ネタバレを含みますのでご注意くださいませ。





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まずは、私の好きな2人組をご紹介いたします。

米国 国務省の専用機。(座席がないと、こんなにも広く感じるもの??)
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登場したのがサラ・ショウ(国務次官・中東担当)
演じるはローラ・リニーさん。

調べたところ、『私がクマにキレた理由(わけ)』のミセスX役でした。
ええーー、確か劇場まで観に行った記憶があるんだけれど。
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言われてみれば同一人物?いや、同一人物なんだけど。


さて、サラはコルソン副補佐官とテレビ会議中。
副補佐官に対して、一歩も譲らぬ態度。
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一歩も譲らぬどころか、完全に突っかかってる。
ベネンジたちのしてることに対して、さほど危機感を抱いていない副補佐官に
大層ご立腹。

「たかがウエブサイトだ。司法省に回そう」とのたまう副補佐官。
そこへ、サラの味方登場。
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”ミラーサイト”の意味を技術的な意味でなく、相手が分かる言葉に置き換えて
伝えた、このおじさま。
どこかで見覚えあるというか、この”頭の形”に見覚えがあるなーと思っていたら

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やはりそうだ!『プラダを着た悪魔』で、なんやかんや主人公を助けてくれる人だ!
演じるはスタンリー・トゥッチ氏。
今回も、女性の部下に巻き添えくらう、失礼、手を焼く、失礼、翻弄される感じ。

ところで、ジムの役職は何なんだろう。。。最後まで分からなかった私。
どなたか、教えてくださいませ。

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分からず屋の副補佐官に対し、言いたいことだけ言ってサッサとテレビ画面を
消してしまったジムを見て、サラも溜飲が下がった様子。

いいねぇ、こうゆう上司。

自分の味方をしてくれて、かつ、責任とってくれる心の広い上司。
甘やかしているのではなくて、ちゃんと言うべきことは言い、ダメなことはダメと言う、
そんな上司であります。くーっ、いいなぁ。


次にサラが登場したのは、米兵が民間人を殺害した事件についてリークする
ベネンジのテレビ画像を見ているシーン。
腹立たしげにテレビの画面を消し「ムリな戦争をするからよ」
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こらこら。そんなにストレートに言っちゃ・・・

そこへ、先ほどの副補佐官から上司宛に電話が。
電話に出ようとした上司より先に受話器を奪うと、ほら見たことか!と言わんばかりに
先制口撃。
「仕事のできる女性は、笑顔で嫌味が言える」というのが私の持論です。はい。
サラっと言えるんですよね。あ、、、おやじギャグ・・・


そして22歳の情報分析官による、史上最大級の機密漏えい事件発覚。
(Wikipediaだと23歳となってましたが)

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なんと、レディーガガのCDと偽りデータを大量に持ち出したとのこと。
呆れかえるサラ。


ベネンジに渡されたのは映像だけでなく、実はアフガニスタンとイラクの日誌。
ちなみにアフガニスタンだけで9万1千件のボリューム。

そしてデータベースの外交公電。その件数は約25万件。
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サラは、外交公電がリークされた時のことを考え「外交上に支障がでる」と
言いますが、他の方々は違う意見のようで
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さすがに、サラもそこは考えつかなかったようで絶句。

彼らが心配している情報提供者の中には、サラの20年来の親友も含まれているので
ありました。
その人の名はタレク・ハリーシ。カダフィの上級国防顧問。


話は遡り、サラ本人がエジプト・カイロへ行き、タレクから情報を聞き出しているシーン。
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話が一段落したところで、彼と家族の身を案じワシントンへ来るよう説得するサラ。
なぜなら、この会談のときもカウンターの店員や、お客を装った人物に監視されていることに
気付いたから。
(もしかしたら監視ではないのかもしれないけれど、明らかに怪しまれている感じがあり
サラが危惧した、というか。)

けれど、「トリポリは僕の故郷だ。家族のことを考えて住んでいる」と言われてしまい
説得は失敗。


そして話は現在に戻りまして。
外交公電がリークされてしまうと、タリクと家族の身に危険が及ぶことを恐れたサラは
なんとかリビア・トリポリから脱出させようとします。

彼らが乗った車の運転手も米国側のスタッフのようで、すべての会話がサラの元へと
聞こえるように設定されている様子。
緊迫した国境での尋問シーン。気が気でないサラ。

そこへ「国境を越えた」というスタッフからの連絡が。
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タリクの声を聞き安堵するサラ。
彼女の喜びの表情とは対照的なタリクの曇った表情。


ウィキリークス側は、「実名報道したことで被害者がでたとは一度も聞いたことがない」
という主張をしているとか。

確かに、表向きはそうなのかもしれないけれど。
実は秘密裏にタリクのような脱出劇が繰り広げられたり、また、一生逃げ続けなければ
いけない立場に追い込まれた人もいる可能性は否定できない訳で。

隠ぺいを暴くこと(過去に流された血)と、暴くことで今後流されるかもしれない血。
果たして、報道のあり方としてどちらが正しいのか?優先されるべきことなのか?

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サラがテレビを見ながらお酒を飲んでいると、上司が部屋に入ってきます。
どうやら、彼女は公電が公表されたことでクビになってしまった様子。

なぜ彼女が?といいますと。
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某大統領への暴言が、公電に残っているらしい。

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この「だからヒラリーにサインを」の意味が分からなかったのですが。。。
ヒラリーも読んだよ、サインしたってことは同じ風に思ってるよ、ということ??
(吹替え版でも、ちょっと分からなくて。。。同じ風に思っている訳ではないみたいです。)

どうやら、このサラの罵詈雑言が大統領の耳にも入り、サラを辞めさせろ!ってことに
なってしまったようです。

で、荷造りしつつ、ベネンジの会見みつつ、お酒も飲んでた、と。
そこへ上司がやってきて「外交術で治まった」と発言したので、辞めずに済んだ模様
(吹替え版をみたのですが、やはりクビは免れなかったようです。)

「外交術に乾杯」と言って、二人でお酒を飲みつつ。
わずか半年で暴露した情報について語ってたベネンジに対し、サラの愚痴が
始まります。

2つの上級学位 フルブライト奨学金
5つの外交官の職 14年間の海外駐在を経て
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場数を踏み、神経をすり減らして言葉を選びぬいても、それでも拭いきれぬ不安と
自分は闘ってきた、という想い。

なのに、どうなのよ、と。何の配慮もなく、データのまま出すベネンジ。
(まぁ、ベネンジにはベネンジの”流儀”があるそうで。それはまた後日)

「彼と私 歴史はどっちを裁くかしら?」というセリフでサラの登場は終了。


国家機密。 隠蔽。 国の立場。 個人の立場。 などなど。
様々な要素が複雑に絡み合い、果たして将来決着はつくのか。。。
国を存続させるって、大変なことだなぁ、、、などと珍しく規模の大きなことを
考えてしまったのでありました。
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by yui_usakame | 2014-07-20 23:08 | ―『フィフス・エステート』

映画 『フィフス・エステート』 〇〇〇〇氏という視点で①

7/16からオンデマンド配信となりました映画『フィフス・エステート』
”世界から狙われた男”を見ました。

カンバーバッチ氏がウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ氏を
演じた、この作品。


2013年の大コケ映画トップ3発表 1位はウィキリークス映画だったせいなのか、
日本での劇場公開がなかった、というこの作品が。
まさかのオンデマンド配信、そして冬にはDVD発売と言う噂。

配信元はカンバーバッチ人気を汲み取ったのでしょうか??


ニュースでウィキリークスやアサンジ氏について断片的には知ってますが、
果たして彼らがしたことは正しいのか、どうゆう真意があったのか、
そしてアサンジ氏が未だにロンドンのエクアドル大使館にて逃亡生活をしている、
ということなど、映画で取り上げるには、なんだかスッキリしない題材な気がする、、、
と個人的には思っておりまして

彼が出演している作品でなければ正直、、、見なかったと思います。

あぁ、どうしよう。こんなこと書いて、ウィキリークスに私の個人情報を暴露されて
しまったら・・・
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アサンジ氏側は、この映画に反論しているようですね。
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まぁ、確かにウィキリークス告発本がベースだから嬉しくはないだろうなぁ。

左側に名前が挙がっているDaniel Domscheit-Berg氏は、かつてアサンジ氏と
ウィキリークスを運営していた人物。
なので、まぁ、ダニエル氏サイドからみた映画になる訳で。

そりゃ、反論したくなるだろうなぁ、と。

映画の台本をリークしたり、
http://wikileaks.org/IMG/html/wikileaks-dreamworks-memo.html

カンバーバッチ氏宛のEメールを公開したり、
https://wikileaks.org/First-Letter-from-Julian-Assange.html

テレビのインタビューで映画について批判したりと色々したそうですが。
2013年大コケ映画の堂々1位と言うことに対して、どう思われているのやら。。。


という訳で。
アサンジ氏本人が否定するんだから、本人の名前を出すのは・・・ということで

今回の私の妄想感想文ですが、アサンジ氏というよりは、カンバーバッチ氏が
映画で演じたフィクションの人物、という立場で書かせていただこうかと。
ベネディクト・カンバーバッチ氏が演じるアサンジ氏だから、ベネンジってことで。

ちなみに、ベネンジは私が考えた言葉ではなく、すでにベネ業界用語(??)として
広まっておりましたの。
みなさん、本当にうまいこと考えるなぁ。。。感心、感心。

でも、アサンジ氏を演じたカンバーバッチ氏には失礼か・・・
あちらを立てれば、こちらが・・・・・・兎角、この世は難しい。


という訳で、順次感想をアップしていく予定ですが。
何しろ時間がかかるもので、どーなりますやら。。。


字幕だと内容を把握できない部分があるので、吹替版も見てみようか
などと思ったりしてる今日この頃です。

いったい私は、いくら時間とお金を費やすつもりなのか・・・
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by yui_usakame | 2014-07-20 16:40 | ―『フィフス・エステート』

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