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カメがウサギにドンブリ勝負

『ちりとてちん』 今度こそ、糸子さんの名セリフ

昨年の『ちりとてちん』より。


娘が立派な落語家になれるよう、近所のお地蔵さんに
百日参りをしている母・糸子さん。


百日参りは、労を厭わず大きなお寺に行って
お願いするものでは?と息子に言われ。


「階段登ったからエライとか、
 近所やで根性ないとか。

 神さんやら、仏さんがそんな狭い了見で 
 どげんすんのや」と。

糸子さんにしては珍しく、開き直りともとれるセリフが
忘れられません。ふふふ


そして、自分ひとりの時には
「落語家になれそうになかったら、早く教えてくださいね」
なんて、お地蔵さんにコッソリ頼む糸子さんでありました。

お地蔵さんの顔が、可愛らしかったなぁ~。
ちょっと小首をかしげている感じで。


*******************************************


糸子さんの夫の弟・小次郎。

原作者曰く、小次郎のイメージは、
《ふうてんの寅さんの若い版》とのこと。

定職につかず、一攫千金を夢見る夢男。


そんな彼が、少しでも苦しい家計を助けようと
動いたことがありまして。

兄(主人公の父)が作った失敗作の箸を、
格安で販売しようと試みるのです。

本来ならば破棄する品を発売する。

箸職人のプライドがある兄としては、到底
許せない弟の行動。

かくして魚屋食堂で兄弟大喧嘩、というシーン。
(そのとき魚屋食堂の主人が着用していた
 Tシャツについては、こちらをご参照くださいませ)



箸職人である父親が、どんなに家計を支えるのが
大変だったか。
それを見ていたのは、自分と母親だけだ!と
叫ぶ小次郎。


そこへ糸子さん、ぽつりと。

「ほやけど、見てただけなんやねぇ~」


思わず「奥さん!!」と周囲からツッコミ。


福井弁だから、セリフの感じは柔らかいのですが。
言ってることは、厳しい、厳しい(>_<)


普段、人を責めたりしない糸子さん。
このときも、小次郎を責めるつもりではなく
心に浮かんだことを、そのまま言ってしまった感じが
なんとも印象的でした。



さて。これからも、どんな名セリフを聞かせてくれるのか
楽しみだなぁ。。。

あ!いや、「本当の意味での名セリフ」も沢山あるんですよ!!
糸子さんのセリフに、何回泣かされたか!!!
「かわらけ投げ」のシーンとか。
娘を激励するシーンとか。

あくまでも、私がクスリと笑ってしまった名セリフを
取り上げただけでして。

って。なんの言い訳をしてるのやら。。。



by yui_usakame | 2008-01-11 22:12 | -『ちりとてちん』

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