カメがウサギにドンブリ勝負

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三谷幸喜氏脚本ドラマ『オリエント急行殺人事件』

今年1/11と12の二夜連続で放送されたテレビドラマ『オリエント急行殺人事件』。

言わずと知れた、アガサ・クリスティーの『オリエント急行の殺人』をベースに
三谷幸喜氏が脚本を手がけたドラマ。


主人公の名探偵に扮するのは民放ドラマ初主演という野村萬斎さん。
最初見たとき、ちょーーーっと声が気になってしまって。
録画してあるし、ま、いつか見ようと思ったまま2週間経過。

本日、二晩分を一気に見ました。


という訳で、以下ドラマの内容に触れますので未視聴の方はご注意ください。






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番組のホームページに、野村さんへのインタビューがあり

>この作品のお話をいただいたのは、もう3年前、2011年くらいのことでした。

そんなにも前から、企画があったのですね。
Wikipediaで調べてみたら「6年越しの企画」とのこと!なんてこったい。

いやはや、役者さんも脚本家も、数年先の仕事を視野に入れつつ、かつ、
もしかしたらその仕事が何らかの理由でなくなる可能性もある訳だよなぁ、とか
体調管理も含め色々準備もあるんだろうなぁ、と勝手に思うのでありました。


さて。

名探偵役の野村さん。ちょっと声が・・・、そしてオーバーアクション過ぎるかなと
失礼ながら思いつつも。

>豪華な出演陣の中に埋没しないように“あくの強さ”を出すように意識しました。
>三谷幸喜さんと役についてお話していて、自分に自信がある、半ばイヤミで、
>半ばおもしろい役どころを意識しました。
>また、鏡にうつったキャラクターに自分を投影させ、自分が役に入っていくということが
>あると思うのですが、今回は“ひげ”がしかけとなり、普段の自分とは違うキャラクターに
>変身することができたと思います。
>さらに“ひげ”だけでなく、目を見開いたり、体の全部のパーツをすこし大きめ動かして、
>“ひげ”に負けない存在感を出すようにしました。

と、ご本人も役作りについてホームページでインタビューに答えていらっしゃる。

見ているうちに慣れていったというか。そうゆうシーン、演技だけでなくなったので
気にならなくなったというか。


昔々に映画も見たし、原作も読んでいるので犯人は覚えておりましたが
今回のドラマは面白い趣向がありまして。

第1夜は事件が起こり、探偵、鉄道関係者の知人、そして乗り合わせた医者の3人組が
乗客たちから順々に話を聞き、真相に迫るという内容。

第2夜は、犯人が、正確には犯人たちが団結し、殺人を計画し、実行に移すまで、
そして現在まで時間が流れ、最後は犯人たちの身柄をどうするのか・・・。

殺人は、すべて許されざるものか。
はたまた、許される殺人というのがあるのか。
それぞれに苦悩しつつ、復讐のための殺人を決意する犯人たち。

一番弱気だった人が、最後の決断の場面で「矢は放たれたのです」とか
言っちゃうシーン見ながら、そうだよね、こうゆうタイプの人の方が一度腹くくったら
強い感じするする、などと思いながら見てました。


なかなか犯行チャンスがなく、それぞれが苛立ってくる場面があり
「お、なんだか赤穂浪士みたい」と思ったタイミングで
「昭和の大石内蔵助はお疲れのようだ」というセリフが出てくるんです。

しまった~、三谷さんに仕組まれた~~っと勝手に思ったのは私だけでしょうか。
あのドラマの流れだと、きっと誰しもが「あれ。。。討ち入りの機会を狙う赤穂浪士みたい」
って思うんじゃないかな、と。
そのタイミングで登場人物に「昭和の大石内蔵助はお疲れのようだ」と言わせることで、
「そう思われるのは、百も承知ですよ~」って三谷さんに言われてる気がしてしまって。

その後も、犯人たちが一文字ずつ書いて脅迫状を完成させるシーンでは
「脅迫状には血判状の意味もあります」なんて、これまた赤穂浪士を思わせるシーンも。


それにしても、メンバー集めるところから、計画たてつつジリジリと機会を待つ、犯行当日に
起こる予想外の出来事、そして犯行後に起こった探偵との攻防と色々ありつつも、テンポよく
面白かったなぁ、と。

私の好きな俳優さん黒木華さんが少ししか出番がなくて残念だったけれど。
個人的には、呉田その子役にして欲しかったな。ぶつぶつ。


でもまぁ、なにより一番私が好きだったのは笹野高史さん演じる須田医師でした。
探偵の推理に驚いてみたり、探偵に褒められて嬉しがったり、ボケたことゆう探偵の
知人にツッコミ入れてみたり。

画面中央に映っていなくても、セリフをしゃべっていなくても、ついつい動きを見て
しまうという。

探偵、ボケ担当、ツッコミ担当兼しっかり者。

はて、どこかで見たような構図??と思ったら『古畑任三郎』じゃない?!と。

警視庁刑事部捜査一課の刑事 古畑任三郎(田村正和さん)

古畑の部下で、巡査の今泉慎太郎(西村雅彦さん) とぼけた言動が多いキャラ

そして、古畑のもう一人の部下・西園寺守(石井正則さん)。
今泉と違い、しっかり者で古畑からも信頼されている西園寺くん。


西村雅彦さんと、今回のボケ(失礼!)担当の莫さんを演じる高橋克実さん。
髪型似てる(これまた失礼)。

そしてシッカリ者演じる石井さんと笹野さん。どちらも小柄な方をキャスティングされたのは
なにか三谷さんの中にある法則なのかしら?????


今、ぱらぱらっと原作を読んだところ「龍の模様のまっかなキモノ」というくだりが目に入り
おお、ドラマではキモノではなくガウンになっていたけれど同じ模様なんだな、とか。
他にも、同じ部分があるのかどうか、もう1回原作を読んでみようと思う今日この頃です。
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by yui_usakame | 2015-01-25 21:48 | ドラマ

のんびり、のびのび、書きたいときは沢山書く。書かないときは、何か月も書かない。そんな、ぐーたらブログです。
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