映画『アメイジング・グレイス』
Gyaoで4/21まで無料公開中の映画『アメイジング・グレイス』を
パソコンで観ました。
舞台は18世紀のイギリス。
ヨアン・グリフィズ演じるウィリアム・ウィルバーフォースが、当時イギリスの
収入源の大半を占めていた奴隷貿易を廃止すべく奮闘する、という内容。
という訳で、ここから映画のネタバレになります。
未視聴の方は、お気を付けくださいませ。
****************************************************
まぁ、ネタバレと言っても歴史的史実に基づいている話な訳で、
それまでをネタバレと言うのは大袈裟かもしれませんが。。。
さてさて、wikipediaによりますと
>1789年5月12日、ウィルバーフォースは、奴隷廃止を議題とする
>自身の最初の主要演説を庶民院で行った。
その間に、フランスとの戦争もあり、幾度となく法案を提出するも、
なかなか成立しないという焦り、気力・体力の消耗。
そして、ついに
>奴隷貿易法は1807年3月に国王の裁可を受け成立した。
この間、約18年。
映画の中では、「法案を出しても5年も通過していない」的なセリフが
あったものの
まさか、そんなに長い期間だとは気付いていなかった私であります。
もしかしたら、私が字幕の年号を見落としたのかもしれません。。。
映画は、この法案が成立するところで終了。
その後も彼は活動を続け、彼の死後1か月後に成立したのが
>議会は英帝国にいる全ての奴隷に自由を与える奴隷制廃止法を
>成立させた。
成立したのは1833年。
彼の74年の人生の中で、うち44年を奴隷制の完全廃止を求めて
活動し続けたという。
最初は元気溌剌だったウィルバーフォースも、まさかそんな長期戦に
なるとは思いもしなかったのでは・・・
映画は至極真面目な内容であり、”ここ”が気になるのは人として
いかがなものか。
いや、ちゃんと内容を見て真面目に考えること、感じることは他にも色々と
あったのですが。
いや、でもでも。。。
悶々とする私に、こんな記事が勇気をくれました。
『アメイジング・グレイス』の監督が語る、熱い政治話と当時の“ヅラ”話
監督自ら話しているなら、私も大丈夫かも!?
そう、私が気になる”ここ”とは”ヅラ”の話でありまして。
議会でのシーン。
皆さん、見事にカツラでございます。
主人公の友人役としてカンバーバッチ氏が出演しているのですが、
記念すべき初お目見えは、このシーンかと思われます。
「あ!いた!!」と彼の姿を画面に見つけたときの自分の目の速さに
我ながら、ちょっと、、、ドン引き。
まぁ、みんなが白いカツラの中、主人公とカンバーバッチ氏だけが
違う色のカツラだしね。うん。
カンバーバッチ氏の役どころはウィリアム・ピット。
1783年、24歳でイギリス最年少の首相となった人だとか。
これまたwikipedia見てましたら、すごい秀才だったようで
>14歳でケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジに入学した。
>それ以後、この最年少入学記録を破った者はいない
>(2010年に同じ14歳でケンブリッジ大学に入学するものが現れるまでの
>237年間、ピットの記録に並ぶものすらいなかった)
この大学時代に主人公ウィルバーフォースと知り合い、のちに政治の世界へと
主人公を誘うのであります。
さて、カツラ。
首相の部屋に押し掛けた、とある議員の後ろに・・・
あ、あれは、カツラ?!
しかも、ちゃんとカツラかけ?まである!!
さっきまで議場で、カッコいい眼差しをしていたピット首相。
カツラの下は・・・
高校球児のようにサッパリとした髪型でした。
とある議員さんも、カツラの下は・・・
ダチョウさんのようなラブリーな乱れ髪。
政界の道へ進もう!と主人公を熱くカッコよく説得する若きピットさんも・・・
後ろのおリボン、キュートすぎやしませんか?
若い頃は茶色だったカツラも、首相とかお偉いさんになると白いカツラに
なるんでしょうかねぇ?
おリボンも、立派な感じだし。
主人公は、一貫して茶色いカツラっぽかったなぁ。
多少、色は落ち着いた色になったかも?
このカツラ。
最後の方になりますと、議会でかぶっている人が少なくなるんです。
詳しく調べていないので、かぶらなくても良くなったのか、はたまた
役職についている人だけがかぶるようになったのかは不明なのですが。
そのカツラの有無でも、世の中の考えが変わり、習慣が変わっていく中で
いかに長い時間をかけて主人公が自分の信念を貫こうとしたかが分かるような
気がいたしました。
監督が、それを意識したかは不明ですが・・・
という訳で、次回はカンバーバッチ氏を中心に『アメイジング・グレイス』を
勝手に語ろうと目論んでおります。
パソコンで観ました。
舞台は18世紀のイギリス。
ヨアン・グリフィズ演じるウィリアム・ウィルバーフォースが、当時イギリスの
収入源の大半を占めていた奴隷貿易を廃止すべく奮闘する、という内容。
という訳で、ここから映画のネタバレになります。
未視聴の方は、お気を付けくださいませ。
****************************************************
まぁ、ネタバレと言っても歴史的史実に基づいている話な訳で、
それまでをネタバレと言うのは大袈裟かもしれませんが。。。
さてさて、wikipediaによりますと
>1789年5月12日、ウィルバーフォースは、奴隷廃止を議題とする
>自身の最初の主要演説を庶民院で行った。
その間に、フランスとの戦争もあり、幾度となく法案を提出するも、
なかなか成立しないという焦り、気力・体力の消耗。
そして、ついに
>奴隷貿易法は1807年3月に国王の裁可を受け成立した。
この間、約18年。
映画の中では、「法案を出しても5年も通過していない」的なセリフが
あったものの
まさか、そんなに長い期間だとは気付いていなかった私であります。
もしかしたら、私が字幕の年号を見落としたのかもしれません。。。
映画は、この法案が成立するところで終了。
その後も彼は活動を続け、彼の死後1か月後に成立したのが
>議会は英帝国にいる全ての奴隷に自由を与える奴隷制廃止法を
>成立させた。
成立したのは1833年。
彼の74年の人生の中で、うち44年を奴隷制の完全廃止を求めて
活動し続けたという。
最初は元気溌剌だったウィルバーフォースも、まさかそんな長期戦に
なるとは思いもしなかったのでは・・・
映画は至極真面目な内容であり、”ここ”が気になるのは人として
いかがなものか。
いや、ちゃんと内容を見て真面目に考えること、感じることは他にも色々と
あったのですが。
いや、でもでも。。。
悶々とする私に、こんな記事が勇気をくれました。
『アメイジング・グレイス』の監督が語る、熱い政治話と当時の“ヅラ”話
監督自ら話しているなら、私も大丈夫かも!?
そう、私が気になる”ここ”とは”ヅラ”の話でありまして。
議会でのシーン。
皆さん、見事にカツラでございます。
主人公の友人役としてカンバーバッチ氏が出演しているのですが、
記念すべき初お目見えは、このシーンかと思われます。
「あ!いた!!」と彼の姿を画面に見つけたときの自分の目の速さに
我ながら、ちょっと、、、ドン引き。
まぁ、みんなが白いカツラの中、主人公とカンバーバッチ氏だけが
違う色のカツラだしね。うん。
カンバーバッチ氏の役どころはウィリアム・ピット。
1783年、24歳でイギリス最年少の首相となった人だとか。
これまたwikipedia見てましたら、すごい秀才だったようで
>14歳でケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジに入学した。
>それ以後、この最年少入学記録を破った者はいない
>(2010年に同じ14歳でケンブリッジ大学に入学するものが現れるまでの
>237年間、ピットの記録に並ぶものすらいなかった)
この大学時代に主人公ウィルバーフォースと知り合い、のちに政治の世界へと
主人公を誘うのであります。
さて、カツラ。
首相の部屋に押し掛けた、とある議員の後ろに・・・
あ、あれは、カツラ?!
しかも、ちゃんとカツラかけ?まである!!
さっきまで議場で、カッコいい眼差しをしていたピット首相。
カツラの下は・・・
高校球児のようにサッパリとした髪型でした。
とある議員さんも、カツラの下は・・・
ダチョウさんのようなラブリーな乱れ髪。
政界の道へ進もう!と主人公を熱くカッコよく説得する若きピットさんも・・・
後ろのおリボン、キュートすぎやしませんか?
若い頃は茶色だったカツラも、首相とかお偉いさんになると白いカツラに
なるんでしょうかねぇ?
おリボンも、立派な感じだし。
主人公は、一貫して茶色いカツラっぽかったなぁ。
多少、色は落ち着いた色になったかも?
このカツラ。
最後の方になりますと、議会でかぶっている人が少なくなるんです。
詳しく調べていないので、かぶらなくても良くなったのか、はたまた
役職についている人だけがかぶるようになったのかは不明なのですが。
そのカツラの有無でも、世の中の考えが変わり、習慣が変わっていく中で
いかに長い時間をかけて主人公が自分の信念を貫こうとしたかが分かるような
気がいたしました。
監督が、それを意識したかは不明ですが・・・
という訳で、次回はカンバーバッチ氏を中心に『アメイジング・グレイス』を
勝手に語ろうと目論んでおります。
by yui_usakame
| 2014-04-17 21:25
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