カメがウサギにドンブリ勝負

地球ドラマチック 「ドラゴンは生きていた!?」

中世のヨーロッパ。
人々は、ある怪物の恐怖におののいていました。

怪物の名は、ドラゴン

当時の人々にとっては熊やオオカミと同様に現実の生き物であり
悪魔と同じ災いの象徴でした。



というナレーションで始まったのが、Eテレ『地球ドラマチック』で放映された
「ドラゴンは生きていた!?」


>中世ヨーロッパの人々が恐れたドラゴン。伝説はなぜ生まれたのか、
>その歴史的背景を徹底検証!ファンタジー映画さながらの戦闘シーンも
>交え、ドラゴン伝説の真相に迫る。

>「ロードオブザリング」「ホビットの冒険」などのファンタジー映画にも
>登場するドラゴン。
>巨大な翼、鋭い爪や長い牙があり、闇夜に人を襲うと恐れられていた。
>歴史書には8世紀の英国で修道士が襲われたという記述があり、
>ドラゴンと戦った英雄の名前も記されている。
>記述は真実なのか? ドラゴンの正体は?

>考古学者や美術史家など、専門家とともに伝説を徹底検証していくと
>意外な真相が浮かび上がる…。(2012年イギリス)


~ホームページより~


伝説の勇者がドラゴンを退治する物語は、何千年も前から語り継がれて
中世の書物『アングロ・サクソン年代記』には修道院の上空を舞う
火を吐くドラゴンが書かれ

ドラゴン退治に使われたとされる剣が保管された教会もあるそうで。


古代メソポタミアでは”ティアマト”と呼ばれる、ドラゴンの姿をした女神が
壁画にも描かれているとか。
女神なんだ。ほぉ。
でも、勇者に殺されてしまうらしいんですけど。。。あれ?女神なのに??


8世紀、イングランドではドラゴンは架空ではなく、身近に実在すると信じられ
叙事詩「ベーオウルフ」にも出てくる、と。

勇者ベーオウルフは北欧の勇者で、巨人を倒したのちに王となる。
しかし家来の一人がドラゴンの宝を奪ったため、怒ったドラゴンが
ベーオウルフの王国を滅ぼす。

そこで、ベーオウルフは一人の従者と共にドラゴンと戦うという物語。

イングランドの人々は8世紀頃まで、財宝をしまう塚を作っており、
ベーオウルフに出てくるドラゴンは、その塚の地中深くを塒(ねぐら)にしていたと。

どうも、家来は塚から黄金の杯を盗んだらしいです。
杯1つで王国を滅ぼすドラゴン、恐ろしすぎる。


竜にかまれたベーオウルフは毒が全身に回ってしまい、残された僅かな
時間で自分の命と引き換えにドラゴンを退治し、英雄として語り継がれることに
なったそうな。



そして、ドラゴンは聖書にも登場している、と。

『ヨハネの黙示録』によると、ドラゴンは災いの前兆であり、世界の終末を
人々に知らせる存在である、と。

ドラゴンは赤く、7つの頭と10本の角を持ち、それぞれの頭に王冠を
のせている、と。


ダラム大聖堂には2冊の貴重な写本があり、どちらにもドラゴンの絵が描かれ
1冊には、ドラゴンを踏みつけるキリストの絵が。

ちなみに、このダラム大聖堂にドラゴンを倒したとされる剣もあるそうです。



ドラゴンの正体はバイキングだったのでは?という説も。

”ヨルムンガンド”と呼ばれるドラゴンのような大蛇に畏敬の念を
いだき、彼らの住む土地の下には巨大な怪物が巣食っていると
考えていたらしい。

バイキングたちは船首にドラゴンの彫刻を飾り敵を威圧していたとか。


北欧神話に登場する有名なドラゴン”ファフニール”。
もともと人間だったファフニールは罪をおかし、黄金を奪って地下へと
逃げ込み、その黄金を欲にくらんだ目で眺めているうちにドラゴンに変身。

ファフニールの弟は鍛冶屋で、そのドラゴンを倒すための特別な剣をつくり
勇者シグルズに託すという話。

シグルズはファフニールの塒に辿りつき、戦いを挑むことに。
ファフニールは火を吐かないものの、毒を含んだ息で相手を殺すことが
できるとか。
身体を覆う鱗は剣をも跳ね返してしまう固さ。
そこでシグルズは、ファフニールの唯一の弱点を剣でついて倒した、と。


この話が北欧各地の岩に刻まれ、ワーグナーのオペラや、トールキンの小説
『ホビットの冒険』などに大きな影響を与えたそうで。
確かに、Wikiをザっと読んだところによるとホビットに出てくる竜の弱点が
この北欧神話と共通してるような。。。


そうですよ、マーティン・フリーマン氏主演の映画『ホビット 竜に奪われた王国』が
今月末に公開されるってことで。

テレビCMも盛んになってきましたねー。

映画でドラゴン”スマウグ”の声とモーションキャプチャーを担当した
カンバーバッチ氏が今朝のテレビで少し紹介されたそうで。




Wikipediaによりますと、スマウグとは

>中つ国に住む、翼と赤みがかった金色の鱗を持つ貪欲な第三紀最大の竜で、
>火竜族”ウルローキ”の”最後の世代の一体である。
>黄金竜”と呼ばれているが、これは元来赤い身体に、長年溜め込んだ黄金が
>こびりついた結果であるとされている。



ほー、やはり竜は”赤”で”鱗”があって”黄金”とは切り離せない感じなんでしょうかねぇ。

ちなみに、「『ホビットの冒険』でドラゴンの声を担当したカンバーバッチさんです」と
紹介されると、必ず「声とモーションキャプチャーを担当しました」と訂正するという
話をどこかで読みました。

Much Ado About Benedict Cumberbatchさんの記事だと思ったのですが。
すみません、見つけきれませんでした。
この方の情報量の豊富さは、すごいことであります。


で、テレビ番組に話を戻しますと。


時代が流れ、ドラゴンはキリスト教と結びつくようになり善と悪、神と悪魔、
という意味を帯びるようになった、と。

ドラゴンを倒したとされる聖人は50人以上。
その中でも有名な聖ゲオルギウスのシンボル、白地に赤の十字架は
イングランドの国旗になったとか。


こちらに、現在のイギリスの国旗になるまでの経緯が書かれていて
面白かったです。知らなんだ、知らなんだ。


そして話は十字軍におよび、ロードス島を拠点とした騎士団たちは
イスラム教徒だけでなく、島に住むドラゴンとも戦う必要があった、と。


ただ、それが本当にドラゴンだったのか、別の動物だったかは
明らかになっていないと。。。


もともと神話的存在だったドラゴン⇒力や戦いのシンボル⇒中世のヨーロッパで
キリスト教の布教が進む、神と敵対する悪魔の化身と変貌していった、
というのが番組のまとめでありました。


ドラゴンですら、自分たちの都合の良いように利用してしまう人間の方が
実は恐ろしいんじゃないの?!というのが、個人的なまとめ。



さーて、カンバーバッチ氏が何分間登場するのか映画館に確認しに行くべきか
どうしようかな、、、と悩む今日この頃です。



最後に、昨年12月にベルリンで行われたプレミア試写での1コマを貼り付けて
おこうっと。


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by yui_usakame | 2014-02-11 23:55 | カンバーバッチ氏 | Comments(0)

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