カメがウサギにドンブリ勝負

『困ってるひと』を読んで

なんだか、タイトルが学生の読書感想文みたく
なってますが。

困ってるひと

大野 更紗 / ポプラ社



テレビで著者の方がインタビューを受けている様子が
放映されていました。もう何か月も前ですが。
ひょっとすると、、、昨年の夏ごろ??


車イスで登場されていましたが、不思議なことに難病の方、
という感じがしなくて

いえ、決して病気を疑っている訳ではないのです。

なんというか、こんなにも穏やかな方に見えるということは、
かなり芯がしっかりした方なのかなぁ、、、と勝手な妄想を。


ここから先は、本の内容に触れています。
これから本を読もうとしている方は、ご注意ください☆





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本を読みますと、病名が判明するまでの長い道のり、
そして痛すぎて想像すらできないほどの検査の数々、
病状の変化、著者をサポートしてくれる先生や
家族・友人たちとの関係性の変化。新たなる出会い。


果たして自分だったら、、、と考えながら読み進めていましたが
もう私の想像では追いつかない感じでした。


あぁ、これは困る。あぁ、その困ったことが、新たな困ったことを。
あああ、、、


難病でありながらも、最終的には独り暮らしを選択する著者。
この選択をした、おそらく最終的なキッカケ。

それは、一番信頼している主治医の先生からの言葉。


直接著者に発せられたのではなく、むしろ、盗み聞きするような
感じになってしまい、互いに無防備なところに・・・・・・


読んでいて、実に切なくなりました。
著者の方のお気持ちも分かる気がするし、でもでも、
もし、この件を主治医の方が読んだらどんなお気持ちだろう、とか。


それまで築き上げてきた信頼関係が、一瞬にして大きく揺らぐような。
人生って、そうゆう瞬間もあるよなぁ、、、なんて、しみじみ自分の人生と
重ねてしまいました。


どちらも、いいとかわるいとか、だめとかではなくて
どちらも、それぞれの立場と、それぞれの人生があって、
そして見通しがたたないままの闘病という精神的・肉体的な
苦痛、ストレスも重なって、、、

そうゆう意味では、あの最終的に決心をするキッカケは
いつでも、どこでも、どんな言葉でもトリガーとなる可能性は
あったのかもしれないし。。。


人の善意について、仕事に対する情熱、生きることの意味。

そして、自身が崩れそうになるぐらいの衝撃と表裏一体にある
”本当に自分が望んでいること”や”本当の自分の気持ち”の存在。


月並みな〆で申し訳ありませんが、、、色々と考えてしまう
一冊でありました。
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by yui_usakame | 2012-06-08 22:14 |

のんびり、のびのび、書きたいときは沢山書く。書かないときは、何か月も書かない。そんな、ぐーたらブログです。
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